JST CREST研究領域「基礎理論とシステム基盤技術の融合によるSociety 5.0のための基盤ソフトウェアの創出」に、研究課題「AI駆動型サイバーフィジカルシステムのセキュリティ評価・対策基盤」が採択されました。
自動運転システムを構成するセンサ、カメラ、AI、制御機構を対象とした敵対的入力の脅威を明らかにし、全体として攻撃に対する耐性を高めるための技術を開発し、有効性を評価します。本研究課題は主たる共同研究者として、東工大の佐久間淳先生(機械学習)、電気通信大学の菅原健先生(物理セキュリティ)、澤田賢治先生(制御システム)、慶應義塾大学の吉岡健太郎先生(センサ、システム回路)、UCIの佐藤貴海さん(自動運転セキュリティ)という、それぞれ異なるバックグランドを持つ大変強力なメンバにご参画頂きました。自動運転システムを構成する個別の要素技術に加え、それらを統合したEnd-to-Endのシステム全体を対象とし、理論、応用、実装を組み合わせた幅広いアプローチで研究を進めていきます。本研究課題で得られた知見や各種の artifact (データ、ソースコードなど)は、オープンソースの形式で公開していく予定です。
プロジェクトウェブサイト: https://crest.seclab.jp/