続報・東京オリンピック偽サイト調査

はじめに

本研究室では前回の記事以降、東京オリンピック公式サイトに類似したドメイン名を悪用した偽サイトの調査を継続しています。発見した類似ドメイン名の個数の累積数は2020年3月7日現在、1089件となりました。今回の投稿では特に注意が必要だと考えられる具体的なサイトの例を紹介し、フィッシングサイトに対する注意喚起につながればと期待します。

要注意チケット販売サイト

 東京オリンピックのチケットの販売は公式サイトで述べられているように公式チケット販売チャネル(公式チケット販売サイト、公式チケット販売所、公式チケット販売事業者)によって行われています。それ以外のサイトで出品されているチケットは無効なチケット、あるいは偽物である可能性があります。リセールサービスを利用することによってチケットを購入することもできますが、こちらも組織委員会が用意する公式チケット販売サイト以外での販売は禁じられているため、注意が必要です。そこで本調査では公式チケット販売事業者のリストに載っていないドメイン名を使ってチケットを販売しているサイトを「要注意チケット販売サイト」と定義します。以下に発見した要注意チケット販売サイトを示します。

※これらのサイトには安易にアクセスしないよう、十分な注意をお願いします。

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