SNSアカウント特定の研究成果が報道発表されました

当研究室で修士課程を修了し、現在はNTTセキュアプラットフォーム研究所に勤務しながら社会人博士後期課程学生として当研究室に在籍している渡邉卓弥さんが主導して進めた研究成果が報道発表されました。本研究はNTTセキュアプラットフォーム研究所と早稲田大学の共同研究成果です。

NTT報道

技術解説

Webメディア

新聞

  • 日経産業新聞(6面)
  • 電経新聞(1面)

テレビ放送

  • 7月18日 NHK「ニュースチェック11」
  • 7月19日 NHK「おはよう日本」

論文

  • T. Watanabe, E. Shioji, M. Akiyama, K. Sasaoka, T. Yagi, and T. Mori, “User Blocking Considered Harmful? An Attacker-controllable Side Channel to Identify Social Accounts,” Proceedings of the 3rd IEEE European Symposium on Security and Privacy (Euro S&P 2018), pp. 323–337, April 2018 (acceptance rate: 33/144=22.9%) Preprint version: arXiv:1805.05085 [cs.CR]
  • 渡邉卓弥,塩治榮太朗,秋山満昭,笹岡京斗,八木毅,森達哉, “ユーザブロック機能の光と陰: ソーシャルアカウントを特定するサイドチャネルの構成” コンピュータセキュリティシンポジウム2017論文集,Vol. 2017,No. X, 858-865,2017年10月 (CSS2017 最優秀論文賞) [PDF]

特許登録

研究プロジェクト SFMap の成果が特許登録となりました。
本研究はNTTネットワーク基盤技術研究所、NTT未来ねっと研究所との共同研究成果であり、また科研費・研究活動スタート支援 超高速ネットワーク詳細モニタリング技術の研究による助成を受けました。国内特許に加え、US特許も申請しています。HTTPS 化が進む Web のネットワーク計測に必要な技術であり、今後ますます利用シーンが増えるのではないかと思います。

  • T Inoue, K Ishibashi, A SHIMODA, S Kazumichi, T Mori, S Goto, “Name identification device, name identification method, and recording medium,” US Patent App. 15/546,169 2018
  • A Shimoda, K Ishibashi, T Inoue, S Kazumichi, T Mori, S Goto, “Estimation device, estimation method, and recording medium, ” US Patent App. 15/550,966 2018