CSS2016/MWS2016での表彰

10月11日から13日まで開催された情報処理学会・コンピュータセキュリティシンポジウム2016 (CSS2016) と併催のマルウェア対策研究人材育成ワークショップMWS2016 (MWS2016) にて当研究室メンバーおよび共同研究者が発表した下記4件の研究成果が表彰されました!

CSS2016 最優秀論文賞 (受賞率: 2/190)
丸山誠太,星野遼,森達哉,”Trojan of Things: モノに埋め込まれた悪性NFCタグがもたらす脅威の評価”

MWS2016 優秀論文賞 (受賞率: 1/67)
孫博,秋山満昭,森達哉,”モバイルアプリストアにおけるプロモーショナル攻撃の自動検知システム”

CSS2016 学生論文賞 (受賞率: 7/190)
芳賀夢久,高田雄太,秋山満昭,森達哉,,”Webトラッキング検知システムの構築とサードパーティトラッキングサイトの調査”

CSS2016 学生論文賞(受賞率: 7/190) (主として東邦大学金岡研究室の仕事です)
吉田奏絵,今井宏謙,芹沢奈々,森達哉,金岡晃,”Androidアプリケーションにおける電子署名の大規模調査”

さらに MWS CUP では m1z0r3 with team Goto Love として参加し、総合3位の成績を修めました。

今回の CSS/MWS で多くの褒章を頂けたのは、学生みなさんの日頃の努力が結実した成果だと思います。おめでとう!

css2016

活動功労賞

電子情報通信学会・通信ソサイエティより活動功労賞を表彰頂きました。残念ながら北大での表彰式には参加できませんでしたが、2010年度から2015年度まで英文論文誌(EB)の編集委員を勤めた結果であり、表彰頂けたのは嬉しい限りです。正直、編集委員として迅速な査読業務を達成できたかについては疑問符がつくところですが、頂いた賞に恥じないように頑張っていきたいと思います。

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[在学生向け] プロジェクト研究B / 仮配属に関して

2016年度秋学期のプロジェクト研究Bおよび情報通信学科の仮配属では各自に研究テーマに取り組んでもらいます(CTFはやりません)。
下記の条件に当てはまる人は履修をお勧めします

  • セキュリティ・プライバシー技術に強く関心を持っている(それなりに自分で何かを調べたり勉強をしているか)
  • 自主的かつ主体的に研究に取り組むことができる(受け身ではなく、能動的に動けるか)
  • プログラミングが好きである(これができないと研究ができませんので。)

今学期は当研究室に在籍している大学院生がメンター役となって各テーマを進めます。その関係で、プロジェクト研究Bに関しては履修人数に制限をつける可能性があります。プロジェクト研究Bの履修希望者は遅くとも 9/27(火) までに森まで連絡をしてください。事前の連絡がない場合は履修をお断りする可能性があります。

メールアドレス: mori at nsl.cs.waseda.ac.jp

研究テーマの予定
(1) Web トラッキングモニタリングシステムの構築・運用・分析
(2) SSH ハニーポット構築・運用・分析
(3) Android レビューコメント収集・分析
(4) マルウェア解析レポート収集・分析
(5) 電波再帰反射攻撃の実験
(6) 500万超の大量 Android アプリ解析
(7) 悪性無線LANアクセスポイント検出システム
(8) 障がい者にとって使いやすく、セキュアな認証システム
etc.

この他、毎週火曜日の午後にゼミを開催していますので、配属となった人は参加を推奨します。

下記は学科で提供しているプロジェクト研究、仮配属に関する情報ですので参考にしてみてください。

○2016年プロジェクト研究Bに関して
・情報理工学科
http://www.cs.waseda.ac.jp/en/project/
・情報通信学科
http://www.comm.waseda.ac.jp/topics/2016/09/16/projectb2016/

○2016年情報通信学科仮配属に関して
http://www.comm.waseda.ac.jp/topics/2016/09/01/tmplabassgn/

Posted in Lab

Presented three invited talks at APAN42

We presented the following three invited talks at the network security workshop of the 42nd APAN meeting. All these talks make use of machine learning techniques to solve the network security problems.
BTW, we survived the Typhoon Nida, which hit us at the venue. Look at the power of pink!

 

  • Bo Sun, Mitsuaki Akiyama, Takeshi Yagi, Mitsuhiro Hatada, and Tatsuya Mori, “Automatic Generation of URL Blacklist
  • Mitsuhiro Hatada and Tatsuya Mori, “Analytics of Malware Traffic: Clustering and its Evaluation
  • Sho Mizuno, Mitsuhiro Hatada, Tatsuya Mori, and Shigeki Goto, “Detecting malware-infected hosts using HTTP fingerprints

 




ICSS 7月研究会で発表をしました

D2の畑田さんとM1の星野君が山口市で開催された情報通信システムセキュリティ研究会(ICSS研究会)で下記の発表をしました。6月の研究会は6つの研究専門委員会の併催で、とても活況でした。

  • 畑田充弘,森達哉,”マルウェアの通信モデルによるクラスタリング精度の評価,” 信学技報, vol. 116, no. 131, ICSS2016-24, pp. 59-64, 2016年7月 [概要]
  • 星野遼,衣川昌宏,林優一,森達哉,”電波再帰反射攻撃成立条件の評価と対策,” 信学技報, vol. 116, no. 131, ICSS2016-23, pp. 53-58, 2016年7月 [概要]

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