コンピュータセキュリティシンポジウム(CSS 2026)で13件の研究発表と6件の受賞

CSS 2026 表彰式後の集合写真(アニメ風に加工)
CSS 2026 表彰式後の集合写真(アニメ風に加工)

10月19日から23日まで浜松(アクトシティ浜松)で開催されたコンピュータセキュリティシンポジウム (CSS 2026) にて、当研究室から13件の研究を発表しました。この内、6件の発表に対して表彰を頂きました(優秀論文賞3件、学生論文賞2件、奨励賞1件)。受賞された皆さん、おめでとうございます!当日発表でのフィードバック、ならびに表彰等で奨励頂きましたことを糧に、次の研究につなげたいと思います。

  • Lachlan Moore, Yinan Zhao, Go Tsuruoka, Allan Wirth and Tatsuya Mori. “Investigating Privacy Transparency Gaps in Connected Vehicle Interfaces: A Think-Aloud Study Design.” コンピュータセキュリティシンポジウム 2026 論文集 (CSS 2026),2026年
  • Zhihe Zhang, Shuo Peng and Tatsuya Mori. “SoK: The Widening Gap Between Adversarial Patch Attacks and Modern Object Detectors.” コンピュータセキュリティシンポジウム 2026 論文集 (CSS 2026),2026年 (学生論文賞)
  • 海老根 佑雅, 野本 一輝, 鶴岡 豪, 田中 優奈, 森 達哉. “特徴点ベースvSLAMに共通する脆弱性を突く敵対的映像攻撃と防御手法の評価.” コンピュータセキュリティシンポジウム 2026 論文集 (CSS 2026),2026年 (優秀論文賞)
  • 小林 航太朗, 渡邉 卓弥, 高田 雄太, 熊谷 裕志, 神薗 雅紀, 森 達哉. “ブロックチェーンアドレスポイズニングにおけるクロスチェーン先回り攻撃と攻撃者戦略の分析.” コンピュータセキュリティシンポジウム 2026 論文集 (CSS 2026),2026年
  • 迫本 澪, 渡邉 龍星, 古橋 俊輝, 森 達哉. “悪性SIMアプレットによる通信チャネル占有攻撃の脅威評価.” コンピュータセキュリティシンポジウム 2026 論文集 (CSS 2026),2026年 (優秀論文賞)
  • 佐藤 光優, 鶴岡 豪, 野本 一輝, 田中 優奈, 森 達哉. “自動運転における HD マップ改ざん攻撃の体系化と End-to-End 評価.” コンピュータセキュリティシンポジウム 2026 論文集 (CSS 2026),2026年 (学生論文賞)
  • Shuo Peng, Zhihe Zhang, Go Tsuruoka and Tatsuya Mori. “Vehicle-Agnostic Multi-Class Attack Attribution on the CAN Bus.” コンピュータセキュリティシンポジウム 2026 論文集 (CSS 2026),2026年 (優秀論文賞)
  • 平井 航大, 田中 優奈, 野本 一輝, 鶴岡 豪, 森 達哉. “V2X に対する攻撃の体系的評価によるコンポーネントレベルとシステムレベルの乖離の検証.” コンピュータセキュリティシンポジウム 2026 論文集 (CSS 2026),2026年
  • 鶴岡 豪, 佐藤 貴海, 飯島 涼, 森 達哉. “ブラックホール攻撃: Occupancy Predictionを用いた自動運転に対するハイジャック攻撃の提案とその対策.” コンピュータセキュリティシンポジウム 2026 論文集 (CSS 2026),2026年 (奨励賞)
  • 斧田 洋人, 鶴岡 豪, 末次 響, 大西 健斗, 拓矢 東, 小関 義博, 中井 綱人, 森 達哉. “敵対的パッチによる偽障害物生成攻撃のシステムレベル評価.” コンピュータセキュリティシンポジウム 2026 論文集 (CSS 2026),2026年
  • Yinan Zhao, Lachlan Moore, Sara Rampazzi and Tatsuya Mori. “Detecting Sensor Attacks on Autonomous Vehicles through Latent Correlations.” コンピュータセキュリティシンポジウム 2026 論文集 (CSS 2026),2026年
  • 末次 響, 鶴岡 豪, 斧田 洋人, 田中 優奈, 野本 一輝, 森 達哉. “近傍の物体に擬態した敵対的パッチによるターゲット物体検出の妨害攻撃.” コンピュータセキュリティシンポジウム 2026 論文集 (CSS 2026),2026年
  • Jiadong Liu and Tatsuya Mori. “An Empirical Study of the Robustness of World-Model-Based Planning.” コンピュータセキュリティシンポジウム 2026 論文集 (CSS 2026),2026年

情報通信功績賞を受賞

本研究室の主宰者である森が、令和8年度「電波の日・情報通信月間」における表彰において、情報通信月間推進協議会会長表彰(情報通信功績賞)を受賞いたしました。

「高度人材の育成、AIセキュリティ政策の推進に尽力し、我が国の安全・安心なサイバー空間の実現に多大な貢献をした」ことを評価いただいたものです。表彰対象は個人ですが、日頃から一緒に研究・教育に取り組んでくれている学生の皆さん、共同研究者の皆様、そして関係コミュニティの皆様のご支援あっての受賞と考えています。ここに感謝いたします。

SCIS2026論文賞を受賞

森研究室の戸田宇亮君と森による論文「セキュリティ用オープンLLMエージェントシステムのエンジニアリングガイド」が、2026年暗号と情報セキュリティシンポジウム(SCIS2026)において SCIS論文賞 を受賞しました。おめでとうございます!表彰式は SCIS2027(2027年1月)の会期中に行われる予定です。

戸田 宇亮, 森 達哉, 「セキュリティ用オープンLLMエージェントシステムのエンジニアリングガイド」, 2026年暗号と情報セキュリティシンポジウム(SCIS2026), 3G3-1, 2026年1月.

2025年度ICSS研究賞を受賞

森研究室の掛林諒平君と森による論文「Text-to-Imageモデルに対するデータ汚染攻撃の多言語環境での脆弱性要因と防御手法の提案」が、2025年度 情報通信システムセキュリティ研究賞(ICSS研究賞)を受賞しました。おめでとうございます!

掛林 諒平, 森 達哉, 「Text-to-Imageモデルに対するデータ汚染攻撃の多言語環境での脆弱性要因と防御手法の提案」, 電子情報通信学会 ICSS研究会(2026年3月研究会, 沖縄県立博物館・美術館), 2026年3月.

令和7年度科学技術分野の文部科学大臣表彰受賞

本研究室の主宰者である森が、令和7年度 科学技術分野の文部科学大臣表彰を受賞いたしました。

この10余年取り組んできた「オフェンシブセキュリティ」(それをマイルドに表現して「能動的セキュリティ対策技術」となりました)にかかる一連の研究を評価頂いたもので、表彰対象は個人でしたが、一緒に研究を取り組んできた学生、共同研究者皆様による成果への表彰と考えています。ここに感謝いたします。